前回のブログでは空き家を放置していると思っている以上に大変なことになることをご紹介しました。
(あなたは大丈夫?その空き家放置したままだと大変なことに。)
そもそも何で空き家が増えてるの?どこからが空き家なの?と疑問に思う方もいると思い、
今回はなぜ空き家が増えるのか、どこからが空き家と呼ばれるのかというところをお話ししたいと思います。
まずなぜ空き家が増えるのかについてです。
空き家が増える理由としては、
・転勤になり引っ越したため空き家になった
・相続により所有者となったが違う場所に住んでいる
・家を新築したため住まなくなった
などなど各ご家庭で色々な理由があると思います。
空き家のオーナー様達の多くは「思い入れがある家だから大切に管理したい」と考えていると思います。
ですが、オーナー様達のほとんどは「空き家を所有している」という認識はなく、「たまに帰る誰も住んでいない実家」という認識の方の方が多いのが現状です。
そのため、気づいた頃にはボロボロとなり前回のブログに記述したようなことが起こってしまうのです。
本人からしてみると「たまに帰る誰も住んでいない実家」であっても、第三者からすると「空き家」なのです。
その認識の違いから近隣住民との摩擦を生んでいることも少なくありません。
本人からは「たまに帰る誰も住んでいない実家」、第三者からは「空き家」。
このように「空き家」という定義もとても曖昧なものです。
誰も住んでいない家を「空き家」とすると、旅行や入院等で長期間家を空けた場合も、「空き家」となってしまします。
国土交通省の見解では【概ね年間を等して建築物等の使用実績がないもの】を空き家としています。
すなわち1年間住んでいない物件を「空き家」とみなしているということです。
あくまで「1年」というのは指標でしかありませんが、1年間使用していない物件を所有しているのであれば、
修繕するのが手遅れになる前に、トラブルや問題が起こる前に早めに対策することをおすすめします。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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